いとひや 糸日谷晃

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ひな祭りの工作体験。ご来場ありがとうございました!

旧因幡街道・大原宿 「古町のひなまつり」
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工作体験、何事もなく無事に終了しました。

ご来場くださった方、品をお求め頂いた方、
応援に駆けつけてくださった方々、どうもありがとうございました。
頂いた差し入れなどは、会のメンバーでおいしくいただきました。
感謝感謝。

今年は、去年と比べ人通りが少なく、参加者も減りましたが、
昨年に続いて参加した方がいたり、
楽しみにしてくださった方がチラホラいたようで、非常にうれしい限りでした。

その中の一コマ。

P1100098.jpg
ちびっこと糸鋸。 木の車を作りました。

私「ここがスイッチです。これを上に押すと機械が動きます。」
子「・・無言。」  ・・じっと、スイッチを見る。
私「ここが・・・、それで。。。こうすると。。。」
子「・・無言。」  ・・うなずく。 触ってみる。

 その間、お母さんは大騒ぎ。

「絶対触っちゃだめだよ。 怖い? 大丈夫?  触ったらケガするからね。イタイイタイだよ。
泣いちゃうよ。 危ないよ・・ あーだ、こーだ、あーだ、こーだ、
らっせいらー、らっせいらー。 」

・・・

・・


私「・・・あの、子供が怖がるから静かにしてください。」
 


親 「・・・。」



終始無言の子でしたが、
多くの会話を交わしました。


初めは、お母さんの足元にいて、
あまり動かず、もじもじとしていました。
たくさんのおじさんやおばさんが同時に見つめられるわけです。
圧倒されている様子。


ただ、親の手を引いてその場を離れようとしないあたり、
工作には興味があるのかな?と目線や行動で推測はできるものの・・・
意思を表示できない状態でした。

お母さんに促されて、
その後、一緒に糸鋸をして、ドリルで穴を開けて・・、

その間、言葉ではない動作のやり取りをたくさんしました。

「前に押す・・・」
「回します・・・」

都度、力の入り方が変わるので、
応えてくれているのを感じます。

板を切り終わり、
タイヤを手渡します。

「どうやってつけようか?」
軸となるパーツも手渡し、
「これも使います。」

すると、試行錯誤。

分かるや否や、もう一つのタイヤを私の手からパッと取り、つけようとする。
「分かるよ! 早くもう一個!」
言葉は行動から読み取れます。

あっという間にタイヤがついて完成。

何度か、車を前後させ、タイヤの動きを確認している様子。
タイヤの動きが悪いようです。

あえて何も言わず、そのまま黙ってみていると、
ここにきて、初めて話しました。

「たいや、これ、たいや。」
それまで無言でしたが、自発的に言葉を発した瞬間。心を開いた瞬間だと思いました。
楽しいことを続けたい、問題を解決したいという思いが言葉に変わった。

例えば、もしここで親が出てきて、
「大丈夫? こうしたらいいかな? できたねー。よかったねー。」
そんなこんなで、全てやってしまっては水の泡。

子供は自ずから話す必要がありませんし、
積極的に人とは関わりません。
自分で考えて解決する機会が無くなります。
それを繰り返せば、親が子の成長を止めることにつながるかもしれません。

子も大きくなれば親のいう事は全て予想の範疇となります。
子からしたら、親はやいやい言ってうるさいだけの人、
そのうち、親の言うことを聞かなくなります。

子供の問題行動の一因、
ケースによっては、親にも原因があるのではないか、
そう思うことがあります。
黙って、子供を見つめることも必要。。



。。。


話が脱線しました。
閑話休題。



・・


その後、タイヤが動くように一緒に直して、
完成。

そうそう、
この子の場合は他の方と違い、
タイヤを完全に接着はせず、取り外しできるようにそのままにして、完成としました。
タイヤをつけたあとも、軸を気にしていて、タイヤの取り外しがとても興味深そうだったので。


完成後は椅子から降り、親から離れ、車をあちらこちらのテーブルの上を走らせていました。
帰るときは別人のように、親から離れた状態でも自信満々。

木の車は空を飛び、彼は親を引き連れて帰っていきました。
改めて、工作の意義、その良さを確認しました。



その他にも、色々な物語がありました。

P1100096.jpg
手前、活発な女の子、小鳥と家がモチーフの置物を作りました。
     どう飾ろうか、どうしようか、この後の事にも思いを巡らせている様子。  
奥、 呑み込みの早い男の子。 木の車を作りました。
     分かりそうなので木工や工作のあれこれを必要以上に話しました。
     
 P1100083.jpg
木の車製作中
 子どもさんの工作経験によって、軸の接着方法を変えるのですが、彼は出来そうだったので難しめの仕上げを
 自分で行ってもらいました。
 初めのタイヤ接着には四苦八苦していましたが、要領を覚えて仕上げが早くなる姿から成長の早さを感じました。


P1100080.jpg
昨年来ては見たものの、ちょうど参加者が多い時間帯だったので断念して帰ったという女性。
今年は人が少なかったので、ばっちり参加できました。
ウマのからくりオブジェを製作、手際よく作られていたので、世間話をしながら難なく完成。 
西宮から来たそうです。。。 遠いな。。。







・・・

撤収後の飲み会反省会では、
古き良き日本人たちが酒を酌み交わします。

色々な案が出て、喫茶、その他可能性も出てきました。
来年もどうなることやらです。






あ、ちなみに、
私は「あばれる君」に似てると、
子供から・・・評判?でした。



ふふふ、

そろそろ
ひとあばれしましょうか。


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プロフィール

糸日谷 晃

Author:糸日谷 晃
東京造形大学にて美術/デザインを学び、博物館に就職。
学芸員のほか、工作室の運営を兼任。
ワークショップをはじめイベントの企画や、その題材のデザイン・開発を手がけ、講師を務める。

現在は、鳥取・兵庫・岡山の県境、山間で工房を営み、活動中。

からくり作品ほか、仕掛けを応用したおもちゃを製作。
工作教育の普及に努め、題材を開発・製作。 各地で工作教室を開催。

「複雑なモノの中から、
素朴でシンプル、実直で美しいものを探している気がします。」


取り扱い先は、ギャラリー、インテリアセレクトショップ、博物館、木のおもちゃ店など様々。



【製作】
からくり(オートマタ)オルゴール、インテリア小物・雑貨、工作キット、各種オーダー品など。

【活動】
上記品の企画、デザイン、製作、各地での発表、展示・販売、からくり工作ワークショップの開催など。


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