いとひや 糸日谷晃

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造形、結婚、子どもの有無、仕事、私。

最近、時間をかけて熟考するゆとりがない。
たくさん考えたい事はあるのに。
次々とやらなければいけない事がやってくる。


ブログで、
書きたい事もたくさん。



今日は、そんな中から、一つ。

少し前の話。






------------



おもちゃ作り、

作品つくりの取材を受けている時に、


ふと、ある年配の方が話していた言葉を思い出した。







「困ったことに、うちの制作スタッフは、いつまで経っても自分のために作品を創りたいんだよ。」



・・・現場で仕事をするスタッフの多くは、子どもがいない、作る気もないという様な話もされていた。









そうなのだ。

改めて考えた時に、自分と同世代の人たち、特にクリエイターとして、精力的に活動している人には、
子どもがいない。

もう結婚をして、子どもがいてもおかしくない年齢なのにもかかわらず。
自分の周りだけか?








皆、遊んでいるのだ。
自分のために。



・・・




一方、
子どものために作品を創る必要があるのか?
子どものために仕事をするのか?

そんなことも浮かんでくるが・・
どうなんだろう。


業種によっては、子どもの有無は全く関係のない世界もあるだろう?











・・・・



でも、そうじゃない。


「子ども関係の仕事に限らず、

結婚していたり子どもがいる人と、そうでない人との
心の持ちようが、

仕事の質を変える。」


という事を、冒頭で紹介したコメントでは言いたいのだろう。






つまりは、



子どもがいると、

作れるモノの質が変わってくる、

生きることの質が変わってくる、


生きる上で必要なディティールが見えてくる、



仕事の質も変わる。



と、



そうゆうことなのだろう。










それは、子どものいない人間には、まったくわからない感覚なのかもしれない。












ものをつくるという行為をはじめ、生きることは、






はじめは、


「自分のため」







子どもが出来て、初めて、自分の分身ともいえる「子」のために、


「人のため」









こどもが成長するにあたって、自分の家族という一つの小さな世界のため、
また、家族が暮らす世界をより良くするために、


「世のため」






と段階を踏んで成長してゆくところもあるのだろう。




真に、自分という個、それ以外のために取り組めるようになるのだろう。




確かに説得力がある。















子どもが出来、


初めてDIYをはじめとした木工をする方、手芸をする方、

本格的に料理を始める方・・・



何かを作ることを始める方も多いと聞く。





作品つくりに限らず、仕事をするうえで、

表現したいことも、世界観も、様々なことに造詣が深くなり、

人として、深みも、重さも出てきそうだ。




子どもがいる事で、人間として完成されていく事も多いのかもしれない。





それを踏まえて、昔の人は、
子どもがいる事、それをひとつの評価にするようになった・・・、のか。













しかし、冒頭のある方の言葉を考える一方で、、




現在は、

子どもがいる、いない、で済ますことが出来ないかもしれないと、考える。









子どもがいようと、いまいと、

自分のために生きている人の話があまりにも多いのではないか。






仕事一辺倒で家庭は顧みない。

一方、
「自分の」子どもだけ良ければよい、

他の子どもたちの社会(人の、世の、)がどうなろうとお構いなし、



モンスターペアレンツと呼ばれる様なゆがんだ想い。







など。



自分の想いだけで、動いてしまう。

「子どものため」と言いながら、子どもの社会には全く目を向けていない。

自分の周りの世界に目を向けていない。







子どもの好きなものではなく、親自身が好きなものしか与えないような。



特定の知育玩具と呼ばれるおもちゃしか与えないような。





子どもが自主的に動いても、「うちの子には無理・・・」と、はじめから、何もさせないような、



逆に、周りへの迷惑を考えず、「うちの子には、なんでも自由にさせてあげたいんです。」というような・・・・・






子どもを理由に

「自分」を前面に出す行為。









だれもが、子どものためと、信じて疑わない。

耳を貸さない。







盲目。






・・
何が子どものためなんだろう。





あなたが声高に

「子どものためなのよ!」と叫ぶ傍らで、

泣いているその子は、だれの子なの?




叫ぶよりも、

その子を抱きしめるのが先でしょ?







子どもがいることで、さらに「自分だけの」世界を構築していく人。

子どもが出来たことで、「自分だけの」世界を作らざるを得なかった人。





・・・・・・



原因は色々だろうけれど、









地域や、人と人との関わりが大きく変わってきたことで、

子どもの存在を、持て余してしまう事も多くなってきた。







・・
ように思う。




杞憂だといいのだけれど。





きっと、冒頭のある方も、それを感じていたからこその発言だったのだろうと考える。




「自分のために、仕事(制作)をしている。」
「自分のためにしか、生きられなくなっている?」

















今こうなってきたのではなく、




むかしから、そうだったのかもしれない。







結局、

考える事の全て、

最後はいつもこんなしめくくりだけれど、













では、一体、

自身の制作に関し、
造形物はどうあればいいのだろう。

自身の
持つ玩具と言う概念は、子どもとのかかわりの中で、
どうあるべきなのだろう。



人のための制作に関し、
造形物はどうあればいいのだろう。

人が
持つ玩具と言う概念は、子どもとのかかわりの中で、
どうあるべきなのだろう。




世の中において、
造形物はどうあればいいのだろう。

世の中の
玩具と言う概念は、子どもとのかかわりの中で、
どうあるべきなのだろう。














玩具造形などと謳い、

くだらないものを作ることは、





造形って何だろう?

作るって何だろう?

おもちゃってなんだろう

子供って何だろう。

大人ってなんだろう。

生きるって何だろう。





自分は何をやっているのだろう。





・・・
などなど




様々な事を
考えるきっかけとなる。







しかし、考えたところで、

全てが推測の域を出る事が無いから、



とりあえずは、

作っているものを
手にとって、

主観的に何を感じるのか。

人に意見を貰い、
何を感じたのか



積み重ねていく他
ないのだろう。





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プロフィール

糸日谷 晃

Author:糸日谷 晃
東京造形大学にて美術/デザインを学び、博物館に就職。
学芸員のほか、工作室の運営を兼任。
ワークショップをはじめイベントの企画や、その題材のデザイン・開発を手がけ、講師を務める。

現在は、鳥取・兵庫・岡山の県境、山間で工房を営み、活動中。

からくり作品ほか、仕掛けを応用したおもちゃを製作。
工作教育の普及に努め、題材を開発・製作。 各地で工作教室を開催。

「複雑なモノの中から、
素朴でシンプル、実直で美しいものを探している気がします。」


取り扱い先は、ギャラリー、インテリアセレクトショップ、博物館、木のおもちゃ店など様々。



【製作】
からくり(オートマタ)オルゴール、インテリア小物・雑貨、工作キット、各種オーダー品など。

【活動】
上記品の企画、デザイン、製作、各地での発表、展示・販売、からくり工作ワークショップの開催など。


ホームページ
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